金庫の需要と重要性|〜鍵の交換・鍵のトラブル事例〜

金庫の需要と重要性

金庫といえば、家の中でとても重要な書類や金品を入れるものと認識されているかと思います。ですが最近ではあまり住宅で金庫を持っているという家庭、少なくなったとは思いませんか?金庫は大切なものを保管する以外に大きな役割があるので、今一度金庫の必要性についても考えていきましょう。

金庫には大きくわけて2つの性能があり、耐火性能・防盗性能があります。だいたいの家庭用金庫は耐火性能のみとなり、住宅火災などから貴重品を守るために利用されます。耐火性能は一律では無く、耐火試験を受けてそれぞれの性能が決まります。JIS規格で「紙が燃えない庫内最高温度177℃」を保つ試験は30分、1時間、2時間、3時間、4時間とわけられます。耐火金庫は水分を含んだ耐火材が使われており、火災時に水分を放出することで庫内の温度を保ちます。年々水分は蒸発するため、金庫の耐火性能は20年で失われることに注意してください。

ですが金庫に現金を入れておく目的で所有する方は少ないでしょう。それゆえに若い世代にはピンとこない金庫なのですが、もしマイフォームを購入した時、有価証券や土地の権利証など保管する場所に困るものを持つようになると金庫が必要になってくるので、お年寄りや親世代に金庫所有率が多くなるのです。

金庫と言えばダイヤルをクルクル合わせているイメージがありますよね。今では指紋認証やワンタッチ・暗証番号ロックなど様々なものが開発されています。今一度金庫の重要性を考えて検討してみるのもよいでしょう。

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